ミュラーオオタニで買い求めた「アイスバイン」。肉を食べ尽くし、すねの大きな骨が残りました(全体で900グラム、骨300グラム)。
このまま捨てるべきか…とレシピを探れば、スープ(洋風だし)がとれるとのこと。
大鍋にセロリ、玉葱などを入れコトコト約90分煮詰め、一晩置き表面の脂肪を取り、
目の小さなザルでこすとボウルに白濁したスープが溜まりました。
一旦冷凍保存しメニューを考え、「マル赤ジャガイモ」があることから「ヴィシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)」にトライ。
バターで炒めたタマネギに、すりおろしたジャガイモと牛乳を入れて加熱し、そこに豚骨スープを投入。塩で味を整え一煮立ちさせます。
タマネギの『かす』が気になり更にこし取りました(じゃがいもが団子状になり、おいしいところがかなりザルに残った。こし取らなくてもよかったかもしれません…)。
取り出した白くなめらかスープを冷蔵庫で冷やし、食べる前にネギを散らして「ヴィシソワーズ」みたいなものがようやく完成しました。
つくり方はシンプルでも、やたらと時間がかかった一品。そのかいあって、クリーミーですっきりした、夏向きの冷たいスープができあがりました。
アイスバインを買って1週間以上、様々に楽しむことができました。また、セロリの香りというかにおいが台所からしばらく消えず、たっぷり余韻に浸ることもできました。