秋のキリン草，黄色い原野

急に寒くなりました。秋が深まるにつれ，安浦の原野が黄色く色づきます。セイダカアワダチソウ（背高泡立草）の花が，一斉に咲いたのです。

別名「秋のキリン草」，条件が整えば３ｍ近くにも育つ植物。実にふさわしい名前がついたものです。
明治期，アメリカから入ってきた植物。繁殖力が強いうえ，根に含まれる成分が他の植物の成長を妨げるため，荒れ地や原野で，爆発的に増えたのです。
この花粉が人体に悪影響を与えると言われたことがありますが，どうやら，他の植物と間違われた『ヌレギヌ』のようです。



他の植物を駆逐した成分ですが，自らも影響を受けることになり，成長が徐々に抑えられるようです。
写真の花も，以前のように威圧的な高さではなく，原野を黄色に染めます。




ブーブーＢでした。


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