人材育成研修6回目、地域学講座は、平家伝説めぐり
12月3日(土),この日はあいにくの雨模様。今回は,町に点在する「平家」にまつわる伝説を巡る研修。
清盛ロケが安浦で行われた影響か,反響もあって34名の参加がありました。
市民センターを出発後,まずは西行庵&大泊湾へ・・・・
この地と馬島は,西行法師や高倉上皇など,平安時代「厳島参拝」の際に,途中立ち寄った伝説のある所です。特に,西行はこの地で一夜を明かし,一首を詠ったことから,西行庵として復元しています。
続いて「金箱(かなばこ)」へ。ここも,平家落人が刀や軍資金を隠していた伝承から,「金箱」という地名が付いたとか。周辺には古墳の他,三宝穀神社があります。ともに「グリーンピアせとうち」の敷地にあります。9月にロケが行われた「大型ジャンク和船」を見学し記念撮影。平家伝説とロケ地がこんなに密接してるとは!偶然にしても驚きでした。
その後,源道尻・跡条を経由して,川尻と安登を結ぶ,古道「三ヶ峠(さんかだお)」へ・・・・
場所は,安登中央ハイツの山側に祠が建っています。現在は,国道185号もあり,殆ど人は通らなくなりましたが,明治38年まで,この道が主要道でした。源平合戦の古戦場で,戦死者を供養した「千人塚」も建っています。
その後,川尻の大同山 宝積寺(ほうしゃくじ)へ・・・・
ここは,平清盛が宮島参詣の途中立ち寄り,3日間武運を祈ったとされるお寺。その時に植えた「お手植え松」があった所です。この清盛松は,昭和9年の台風で折れてしまいましたが,今も記念碑が残っています。また,平清盛の「書の写し」が境内に飾ってあります。お寺から美しい瀬戸内海を眺め,一行は中切地区へと。
中切小学校の下にある「かたぎ峠」を見学。ここは,落人をかくまった村人が源氏に打ち首にあう,悲しい伝説が残る地で,それを祭った祠があります。普段,何気なく通行する農免道路ですが,こんな史跡があることに地元の人もビックリしてました。
最後は,安芸津太田地区の「首無し地蔵」へ。平景清が首を切り落とした地蔵が祭られています
今回は,川尻と安芸津にも出向き研修しましたが,どちらも,安浦との関連が深く,参加者からは,「何十年も安浦に住んでるが,初めて訪れ感動した!」など,反響が大きいようでした。 来年1月からスタートする「大河ドラマ:平清盛」。 ロケを盛り上げた町内の人々,また以外にも平家の伝承地が各地に残る「安浦」。これをきっかけに更なる地域のまちづくりへ発展していければと思う・・・
タウンレポーター T・Mでした。
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その後,源道尻・跡条を経由して,川尻と安登を結ぶ,古道「三ヶ峠(さんかだお)」へ・・・・
場所は,安登中央ハイツの山側に祠が建っています。現在は,国道185号もあり,殆ど人は通らなくなりましたが,明治38年まで,この道が主要道でした。源平合戦の古戦場で,戦死者を供養した「千人塚」も建っています。
その後,川尻の大同山 宝積寺(ほうしゃくじ)へ・・・・
ここは,平清盛が宮島参詣の途中立ち寄り,3日間武運を祈ったとされるお寺。その時に植えた「お手植え松」があった所です。この清盛松は,昭和9年の台風で折れてしまいましたが,今も記念碑が残っています。また,平清盛の「書の写し」が境内に飾ってあります。お寺から美しい瀬戸内海を眺め,一行は中切地区へと。
中切小学校の下にある「かたぎ峠」を見学。ここは,落人をかくまった村人が源氏に打ち首にあう,悲しい伝説が残る地で,それを祭った祠があります。普段,何気なく通行する農免道路ですが,こんな史跡があることに地元の人もビックリしてました。
最後は,安芸津太田地区の「首無し地蔵」へ。平景清が首を切り落とした地蔵が祭られています
今回は,川尻と安芸津にも出向き研修しましたが,どちらも,安浦との関連が深く,参加者からは,「何十年も安浦に住んでるが,初めて訪れ感動した!」など,反響が大きいようでした。
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by yasuurayumekobo
| 2011-12-05 12:58
| 町内行事・イベント
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