安浦から日本一、世界一へ

普段見ることのできない工場の内部を、休日にもかかわらず、会社の皆様により、丁寧に案内していただきました。

自分で部品を上げ、継ぎ足しながら、まるで尺取り虫のような動きで上へ上へと昇る仕組みを解説していただきました。
ビル完成後は、小さなクレーンの部品を引き上げ、大きなクレーンを分解して下ろす。
それを数回繰り返し、最後には人がエレベーターで運び、屋上には跡形も無くなるのだそうです。


無骨な鉄板や金属管などが整然と並び、金属片などのゴミ一つ無い、綺麗な内部。
ジブ(クレーンの腕)の溶接は、全て手作業、高度な職人業が必要。
運転台は、一度入ると8時間はそこに居なければならず、居住性が重視。椅子はドイツ製の高級品。


戦艦大和の砲台を研磨した機械が、今でもここで活躍しています。

屋内で天井クレーン、外でクレーンの操作も見学しました。
こんな大きな機械でも、例えば、巨大な枠をクレーン内部に装着させる誤差は何と10㍉、ヒエーッツ!驚きの連続の見学会になりました。


この3月には、巨大クレーンの試験組み立てが行われるそうです。楽しみですね。
クレーンは納入すれば先方の会社のものに、組み立てられたものは分解され、先方に納入。IHI運搬機械の名前は表にでることはないのです。
工場自体、昭和39年当地で操業開始。地味ではありますが、安浦の誇りです。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
ブーブーBでした。
ぽちっ↓と応援をお願いします。皆さん、いつもありがとうございます。

ランクアップ目指し,ぽちっ↓と,こちらもお願いします。にほんブログ村

安浦町まちづくり協議会ホームページ はこちら