県内では安浦だけに自生するリュウノヒゲモ。豪雨災害後、奇跡的に生き延びていました。
安浦駅前、湧き水を水源とする水路に自生する水生植物。
ただ、その植物の世界も厳しい現実があるようで…
17日に紹介した3弁の白い花をつけるのは、「オオカナダモ」。
南米原産で、非常に生命力旺盛な外来種。
日本には雄株だけが生息するようですが、ちぎれた茎でも繁殖し、勢力を伸ばしてきました。
過大な成長が、様々なトラブルを生んでいるケースもあるようです。
安浦の水路では、近隣の方が繁茂しすぎると刈り取り、水路環境をキープされているようです。
ご苦労さまです。
ただ、何せ勢いがものすごくて、下流からじわじわと縄張りを拡大させてきました。
かつて、リュウノヒゲモの天国だった場所が、いまはオオカナダモの帝国です。
健気にも、リュウノヒゲモは縄張りを広げようと精一杯頑張っています。
下流から攻めあがるオオカナダモとの戦いに、
勝ち抜いていけるのでしょうか…
ブーブーBでした。
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