この時期冷たいうどんが食べたくなり、昼時の「うどん処 やまき醤油蔵安浦店」を訪ねました。
事前に食券を買う方式、小上がりはテーブル席になるなど、久しぶりに訪れると改装されていましたが、
天井近くに大きな醤油樽が並び、昔ながらの雰囲気はそのまま。駐車場満車で店内は混み合っていました。
オーダーしたのは「ざるうどん」。
本場香川県で讃岐うどんをオーダーするとき、例えば『ひや/ひや』と言います。
前段は麺、後段は出汁の温度で、『かけうどん』の『ひや/ひや』を頼むと冷やした出汁に流水でしめた麺が入ります。
安浦のやまきではそこまで細かなメニューはなく、望みをかなえてくれるのが『ざる』だったのです。

大部分のお客さんは定食セットを頼んでおられましたが、私は迷いませんでした。
運ばれて来たのは、表面に真珠のような光沢がある真白うどん。冷たい出汁に薬味を入れ、すすり込みました。
麺に弾力があり、噛み切ろうとするする歯を軽くはね返してきます。しっかりとした『コシ』。
喉をスルリと通過し食道に落ちる『喉越し』の良さ。うまいねえ。お代は500円、コストパフォーマンス高し。
因みに、お子様かけうどんセット(600円)は写真のような組み合わせでお得感あり。
東広島のやまきでお子様ランチを頼んだ時、内容と価格は違いますがボリュームがあり、コスパが良かったことを思い出しました。
ご兄弟がやっておられるお店だなと実感。豪雨災害コロナ禍を乗り越え、「安浦のうどん」をずっと出し続けて欲しいです。