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やすうら夢工房ブログ

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広島県呉市安浦町のまちづくりに関する情報を発信していきます(σ*´∀`)σ☆

台座のレリーフにも注目

神山神社にある亀田多吉像、今そこにあることは奇跡的にさえ思えます。
そのことは追々お伝えするとして、今日は像の足下に埋め込まれたレリーフのお話。
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亀田多吉像だけでなく台座やレリーフを含め、全体をデザインし製作した人は、彫刻家 上田直次。
1880(明治13)年川尻町に生まれ、東京に出て数々の作品を生み出しました。山羊の彫刻が有名ですが、銅像、仏像など創作物は多岐にわたります。終戦を機に川尻に戻り、1953(昭和28)年故郷で亡くなられました。

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レリーフに戻ります。はっきりしているのは、「農村の児童」という作品、1942年直次さんが62歳の時ある展覧会に出品された作品。
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もう2作品(亀田氏が起業した広島製砥の全景と荒海の漁師)もおそらく上田直次作。
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孫の塚田弘子氏が2016年に出版した「彫刻家 上田直次・薫 作品とあゆみ」(川尻図書館にあり)記載されています。
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そんな作品が、さりげなく神社境内にあるとは…今年、三津口界隈に注目です。

ブーブーBでした

by yasuurayumekobo | 2025-01-09 00:00 | 安浦あんな所こんな場所 | Comments(0)

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