もったいないと思うのだけれど…
秋らしい天気が待ち遠しい日々が続く今年。それでも自然は、季節の移ろいを伝えています。団地内に植えられたイチョウはかすかに色づきはじめ、雌株は実=ギンナンをつけます。その中でもこの木の実りは盛大で、樹の下はギンナンで埋め尽くされます。
ギンナンは果肉を取り除き固い殻だけにして乾燥させると、保存が利きます。それを紙封筒に入れレンジでチンすると、殻が割れ中から『仁』が現れます。仁に軽く塩を振るだけで、上等な酒のつまみになります。茶碗蒸しの具にしてもグー。
ただ、食べ過ぎると中毒症状が出るらしく注意が必要です(大人が数個食べる分には問題ない)。子どもは特に気をつける必要があります。そんな大人の『食材』が放置されています。
ギンナンは植物とは思えない動物の排泄物を連想させる、強烈なニオイを発します。柔らかい外皮の部分を除けば解消されますが、つぶしたり流したりと、大変手間がかかります。ニオイと手間が、ギンナンを人から遠ざける主な原因と思われます。
もらえば嬉しいけれど、自分で処理しようとは思わない。こんな『お宝』を放置してもったいないと思うのですが…
下界の様子を知っているのか知らないままか、イチョウは朝の空に残る月を目指すのでした。
ブーブーBでした
by yasuurayumekobo
| 2025-10-17 00:00
| 花鳥風月
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