電化55周年の続きです。電化された呉線には電化前同様に急行や、寝台特急「安芸」が走りました(1975年から約3年間)。広島~新大阪を結ぶ急行「宮島」、安芸川尻~仁方間を走る165系(または153系。詳しい記録が残っていません、申し訳ないです)。
普通電車は、先日紹介したライムグリーンの「72系」から、ミカンの緑とオレンジ色に塗り分けられた「80系・70系」に移っていきました。同じ系統でも、ゆるくカーブしたもの、仮面のような流線形のものと、先頭車両の形が違います。
その後特急・急行は走らなくなり、103系(2019.3.14の記事)と115系(2015.1.16)などが主流になりました。そして2015年3月からは、他路線の『お古』ではない新型車両227系がデビューし、今に至っています。マニアックになりましたが、呉線全線開通90年、電化55年の今年を振り返ってみました。
ただ『なつかしい』だけでなく、時代とともに鉄道の在り方が変わってきたのが分ります。率直に言うと、新しくなってはいるが、どんどんしぼむ姿を見せられているようです。駅は無人化され、便数は減り、車両は短くなり、鉄路の維持管理費用が削減された影響からか倒木・倒竹が増え、線路内の雑草が伸び放題。少し強い雨が降ればすぐ止まる…
追い打ちをかけるように「呉線の広・三原間の利用促進を地域とともに考えたい」と、最近JR西日本が発言したと報道されました。芸備線・木次線一部廃止のニュースの陰で、「次は呉線、広・三原です」と宣言されたようで悲しくなります。
ともかくも、鉄道やバスなどの公共交通は地域にとって欠くことのできないものです。マイカーでは味わえない魅力があります。楽しいです。具体案があるわけではありませんが、とにかく乗って残しましょう。