内海の大イチョウ、2件目は、大歳神社のイチョウです。町の真ん中にあり、背後に大カーブする呉線の線路が走っています。
国土地理院の地図閲覧サービスで1898(明治31)年・127年前の安浦の地図を見ることができますが、呉線が通る前、今安浦小学校がある辺りから南には水田が広がっていて、その中にこの神社があります。
お社は小さいのですが、石の鳥居、狛犬があり歴史を感じさせます。まち協ホームページで郷地区の鎮守として紹介され、16世紀後半周囲が耕地化された時五穀豊穣を祈願して建立されたとあります。その歴史を物語っているのが、イチョウを含めた大木です。
石の鳥居前にイチョウ(雄株)、社の周辺にはムクノキがあります。現在残る木に加え、ホームページの記事にあるように、ここには樹齢400年以上のムクノキの巨樹が2本ありました。
しかし東側は昭和62年、西側は平成16年ともに台風で倒れてしましました。西側の木は株が残され説明板がありますが、今ではそれも判読困難な状況です。
国土地理院の古い航空写真(空中写真)を閲覧すると、線路脇に緑の大きな塊があるのがはっきり確認できます。そういえば、昔呉線の汽車に乗った時、安浦駅手前で大きな木があったのはここだったのか、と、改めて感慨にふけったのでした。