安浦対岸、大崎下島から写した景色を紹介した、昨日の続きです。
正午頃雲がかかっていた空も、夕刻には晴れあがり、海も山も斜陽に照らされていました。
四国(松山・今治市)が真正面に見える豊浜町豊島南岸、高縄半島の背後に出現した真白き山体。
何とも神秘的な石鎚山の姿!
山全体を覆う雪で、昨日から更に更に白くなっています。
一方、今治市大西町の造船所の向こうに見えるのは、瓶ヶ森の頂。こちらも積雪が増しています。
こんな風景を見ていると、ふと思うのです。「県や市町の境界は見えない壁なんかな」、と。
安浦から、安芸灘諸島の向こうは愛媛県今治市。東広島市安芸津町と黒瀬町は隣町。呉市中心部と竹原市はほぼ同じ時間で行けるし、矢野安浦線で広島市まで1時間ちょっと。
安浦はそんな位置にあるんだな、でも、目の前に見えていても、彼の地は遠いな、と…
ロマンの画像からリアルな結びになりました。お許しください。