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やすうら夢工房ブログ

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広島県呉市安浦町のまちづくりに関する情報を発信していきます(σ*´∀`)σ☆

赤く色づくコキアが目立ちます。安芸津町風早の踏切近くの一コマ。
コキアの踏切_e0175370_21124876.jpg
近所の方がお世話されているものと思いますが、偶然通りかかった者にとって、ハッとする瞬間でした。
コキアの踏切_e0175370_21131197.jpg

ブーブーBでした

# by yasuurayumekobo | 2023-11-14 00:00 | 花鳥風月 | Comments(0)
先週日没後の川尻町沖に、光の塊のような船が浮かんでいました。
冬が近づくとやってくる「えとぴりか」_e0175370_20151544.jpg
翌日あらためて見ると、毎年この時期にみかける船でした。北方四島交流等事業使用船舶「えとぴりか」。
日露交流の証として北方4島を訪問する時に使用される客船ですが、対ウクライナの情勢により近年北の島へ渡ることは無く、北方領土問題の啓発に生かすために全国を巡回しています。
冬が近づくとやってくる「えとぴりか」_e0175370_20153157.jpg
そして、冬になると神田ドックにやってきて、点検を受けながら春先まで停泊しているのです。
「エトピリカ」は北海道にいるくちばしに特徴がある水鳥。船の「えとぴりか」は渡り鳥のように冬になると暖かい瀬戸内海にやってくるのです。

ブーブーBでした

# by yasuurayumekobo | 2023-11-13 00:00 | 安浦あんな所こんな場所 | Comments(0)
いったん途切れた石工 和泉末夫さんへの道ですが、再開のきっかけになったのは「狛犬」。
このブログ9月5日に亀山八幡神社の狛犬のことを書きました。尾道市がまとめた「尾道石工」の調査本は、さながら名工列伝。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道2_e0175370_19322208.jpg
木村仁平像の前にも「狛犬」(神社ではないので正規には狛犬ではないかもしれませんが…)があり、
狛犬からアプローチすると。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道2_e0175370_19323783.jpg
あるブログに、「倉敷市藤戸にある『素戔嗚(すさのお)神社』に子連れの狛犬があり作者は『サヌキ 牟礼 和泉末夫』。」と紹介されていました。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道2_e0175370_19324751.jpg
そして高松市牟礼町に高松市「石の民俗資料館」があり、石工の道具などを展示しているとのこともわかりました。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道2_e0175370_19325690.jpg
早速問い合わせると、担当職員さんから丁寧な返信があり「調べてみます」とのこと。いったんは、ブログ記事以上のことはわからないとのことでしたが、
先日、「和泉末夫氏のお孫さんが牟礼におられ、末夫氏の詳細はわからないが、木村仁平翁記念碑建設委員会からの感謝状を保管している。」と感謝状の写真を添え、連絡していただきました。
和泉末夫氏の詳細はまだわからないことが多いのですが、繋がりました!82年前の牟礼と安浦との絆。

ブーブーBでした

# by yasuurayumekobo | 2023-11-12 00:00 | 安浦あんな所こんな場所 | Comments(0)
和泉末夫氏への道はこの写真から始まりました。去年の12月のことです。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道1_e0175370_17144912.jpg
塩田王 木村仁平さんは、現在太陽光発電所などがある実成新開に塩田を造った人で、
その功績を讃えるための石像が昭和16年にこの地に置かれました(その後塩田は、安浦海兵団建設により消滅)。
神社にあるような狛犬に守られ、椅子に腰をおろす木村翁の姿は威風堂々。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道1_e0175370_17161232.jpg
像の裏には翁の業績が刻まれ、脇の石板には像の設立に関わった人の名前がズラリ。その中に「彫刻 石工 牟礼 和泉末夫」の名前が。
「牟礼 石工 和泉末夫」への道1_e0175370_17152449.jpg
牟礼といえば、香川県の有名な石材の産地。現在は高松市域で、高松市観光協会のホームページから引用すると、
「山全体が花崗岩からなる五剣山のある庵治・牟礼は、日本有数の石材産地です。世界一硬くて高価な庵治石は「花崗岩のダイヤモンド」とよばれ、その加工技術の歴史は古く平安時代から連綿と受け継がれています。」
加工技術の伝統も受け継がれ、今でも優れた技術を持つ「石工(いしく)」の町でもあるのです。
木村仁平氏も讃岐(香川県)出身であり、その縁で石像の製作を牟礼の石工に依頼したのでしょうか。
和泉末夫氏のことを知りたいと思い調べました。
牟礼には和泉姓の高名な石の芸術家が居たり、石材店があったりすることがわかりました。
しかし、「末夫」さんのことは不明。思い切って石材店に問い合わせると、数日後「よくわかりませんでした」と丁寧なご返答をいただきました。
こうして「和泉末夫」氏は、いったん幻の名工になったのでした。

ブーブーBでした

# by yasuurayumekobo | 2023-11-11 00:00 | 安浦あんな所こんな場所 | Comments(0)
今から80年以上前安浦の塩田王木村仁平氏。
2014年9月29日「第3回やすうらたんと塾三津口探訪」の記事にもあるように、安浦実成塩田を完成させた人で、その業績を讃え石像が造られました。
製作者の名前も刻んであり、名石の産地である讃岐・牟礼の石工「和泉末夫」とあります。
末夫さんのお孫さんが今も高松市牟礼町に住んでおられ、感謝状を保管されていることが判明したのです。その写真がこれ!
 発見!82年前の感謝状_e0175370_15375205.jpeg
内容を私流に訳してみると…
「右の者、実成塩田木村仁平翁石像記念碑建設請負工事にあたり、誠心誠意我々の思いを充分にくみとり、利害を超越して碑を完成させられました。
できあがった作品はまれに見る傑作で、これもみな貴方の犠牲的精神の発露であり、技量は優秀にして卓抜していることを認めます。
ここに金一封を贈り、感謝の意を表します。
昭和16年12月10日
実成塩田木村仁平翁記念碑建設委員総代 一同」
今回はとりあえずのご報告。ここに至るまでの道のりは、後日お伝えします。

ブーブーBでした

# by yasuurayumekobo | 2023-11-10 00:00 | 驚きの((笑)も含む)光景 | Comments(0)

by yasuurayumekobo